【試打レビュー】TaylorMade P770 アイアン(2020年モデル)を徹底評価!
皆さんこんにちは。管理人のQuattroです。
本日の試打インプレッションはこちら!
画像はテーラーメイド公式HPより引用
テーラーメイド P770アイアン(2020年モデル)でございます。
ついに待望のP770の新作が出ましたね。
前作はカスタム対応限定でアッという間に完売してしまいましたが、今作は吊るしでも販売するようです。
見た目も中身もガラッと変わった今作ですが、一体どのような性能なのでしょうか!?
データも交えながら徹底評価していきたいと思います!
まずはスペックから
スペック(5番アイアン)は以下の通り…
・シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR105 (フレックス:S)
・総重量:411g
・バランス:D2
・ロフト角:25.5°
・ライ角:61.5°
・レングス:38inch
今どきのアイアンとしてはロフトは寝ている方で、PWで46°あります。
テーラーメイドは飛び系としてはP790がありますので、P770では敢えてロフトを立たせていく必要がないと判断したのでしょう。
(P790のレビュー記事はこちら)
オフセットが少なめのシャープな顔つきながらトップブレードは少し厚みを持たせており、難しすぎるイメージを持たせない絶妙な見た目となっております。
バックフェース側はまるで一枚物のようなつるっとした仕上がりで、キャディーバッグに並んだ時に非常に”映え”そうなルックスですね。
今までのテーラーメイドの技術がすべて詰まった設計
今回のP770は今までテーラーメイドが培ってきたアイアン設計のノウハウがてんこ盛りとなっております。
ざっと列挙していくと…
・中空構造・軟鉄鋳造ボディ
・軟鉄鍛造フェース
・SPEED FOAM
・貫通型スピードポケット搭載
(それぞれの詳しい解説については公式HPをご覧ください)
歴代のアイアンで評価されてきたテクノロジーをふんだんに取り入れつつ、非常に美しい見た目に作り上げたところに今作に対するテーラーメイドの意気込みを感じますね。
実際に打ってみた!
試打クラブは7番アイアン。
まずは論より証拠。計測器(GC2)によるデータ数値は以下の通りです。
・初速:48.0m/s
・打ち出し:17.1°
・スピン量:5870rpm
・キャリー:148ヤード
・総飛距離:159ヤード
飛距離もしっかり担保しつつスピンも十分に確保されており、まさに「飛んで止まる」アイアンという感じですね。
ミスヒットへの許容度も高く、上下に打点を外しても大きく飛距離のブレが出ません。
また、打感に関してはやはりテーラーメイドのアイアン特有の弾き感が目立ちます。
この弾き感は正直好みが別れるところでしょうか。
飛距離をしっかり確保している感覚が気持ちいいという方には好まれるでしょうし、球をグッと押し込んでいくような感覚がほしい方にはあまり好かれないかもしれません。
どんな人に合うのか
ズバリ結論から言うと、
スコアを出しやすいカッコいいアイアンが欲しい人です!!
”スコアを出しやすい”の定義は【飛ぶ・止まる・ミスヒットした時にブレが少ない】の3つで、このP770 にはそれがすべて揃っています。
そして何より見た目がめちゃめちゃカッコいい。キャディーバッグに入れたときの所有感もバツグンです。
また、スピンもしっかり入ってくれるので一定の操作感も担保されており、フェード・ドローの打ち分けもある程度できるところも中上級者にはうれしいポイントですね。
上述したように打感に関してはやはり弾き感が強めなので、吸い付くような打感が好みの方や、インパクトで球を押し込みながらコントロールしたい方には不向きかもしれません。
最後に
前作のP770はどちらかというとトラディショナルな軟鉄鍛造キャビティーアイアン(かつロフトも更に寝てた)で飛びの要素はあまりありませんでした。
そこに今作ではテーラーメイドの持つテクノロジーを持てるだけぶち込んで飛びの要素も追加、幅広い層のゴルファーに支持されるモデルとなっていると思います。
値段的にちょっとお高めなのが悩ましいところですが、これだけ作りこんでいれば仕方ないのかな!
スコアアップとキャディーバッグ映えをお望みの方は是非購入を検討してみてください~
※本ページはプロモーションが含まれています
【追記】
P7MCについても試打レビュー記事を書いておりますので、是非ご覧ください
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