【試打レビュー】TaylorMade P790アイアンを打ってみた!

2023年10月1日

皆さんこんにちは。管理人のQuattroです。
ゴルフするにはいい季節になってきましたね。
メーカーからも新製品が続々出てきています。

そんな新製品のなかから今回の試打インプレッションはこちら!


テーラーメイドHPより引用

テーラーメイドの2019年モデル、P790アイアンです。
こちらのアイアンは前モデルがかなり評判よく、2代目となった今作も
全く同じ商品名で勝負をかけてきています(見た目もほぼ一緒w)。

実際に打ってみた評価・レビューを僕なりに書いていきます。

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まずはスペックから

まずは5番アイアンのスペックをざっとご紹介…

・シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR105 (フレックス:S)
・総重量:408g
・バランス:D2
・ロフト角:23.5°
・ライ角:61°
・レングス:38inch

その他番手のスペック詳細はメーカーHPをご確認下さい。

前作同様、このアイアンの特徴は全番手中空構造でありながら、
スピードフォーム(SPEED FOAM)という充填剤によって
打感向上と高初速を実現させているというところ。
前モデルよりも低重心化を図り、打ち出しがさらに高くなったことも
セールスポイントになっています。

実際に打ってみた!

まず感じたのはアドレスカットでの顔の綺麗さ。
中空アイアンとは思えないぐらいすっきりとして構えやすい顔です。

実際に打ってみてまず感じたのは、球離れの速さ。
明らかにスピン入ってないだろ!っていう感触で飛んでいきます。
7番アイアンを試打したのですが、計測器(GC2)の数値で以下の感じ。

・初速:51.0m/s(50.2m/s)
・打ち出し:19.5°(20.9°)
・スピン量:4710rpm(5364rpm)
・キャリー:164ヤード(158ヤード)
・総飛距離:176ヤード(167ヤード)

()内には比較のために以前打ったP760アイアンの計測数値を載せておきました。
これを見てまず目につくのは総距離の差。1番手分違います。
この飛距離の差はロフトの差とスピン量の差からくるものと推測できます。
屋内マットで打ったので、芝の上から打つともう少しスピンが入るはずですが、
それにしてもスピン少ない…(笑)
ユーティリティーかよってかんじですね。
スピンが入りにくいぶん直線的に飛んでいくので、
あまり球を操作せずにオートマチックにグリーンを狙っていくアイアンですね。

どんな人に合うのか

個人的には見た目よりも球の捕まりがよく感じ、
何発か引っ掛けも出ちゃいました。

フェースローテーションをせず、フェースを真っ直ぐ使っていくスイングに合いそうですね。
また、打点の許容範囲についてですが、左右のブレには比較的強い反面、
フェース上部に当たると極端に飛距離が落ちる感じがありました。
よって、上から打ち込むよりもシャローにさらっと打っていく方がベターかと思います。

番手としてはPWまでのラインナップですが、
おそらくPWでも130ヤードぐらい飛んじゃいそうな感じがあるので、
購入するのであればウェッジは厚めにセッティングしていく必要がありそうです。

最後に

最近発売されるアイアンは、このような飛び系のもの、
もしくはマッスルバックかの2極化になっているように感じます。
アイアンが易しく飛んでくれるのは大多数のアマチュアにとって有利な面が多いはずです。
メーカーが大幅に易しい方向に設計思想を方向転換している今、
我々ゴルファーも意固地にならずにその恩恵を受けていくべきだと個人的には思ってます!

【追記】

P770・P7MC(2020年モデル)についての記事も執筆致しましたので、そちらもぜひご覧ください!

※本ページはプロモーションが含まれています

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Posted by quattro