【試打レビュー】話題のコストコパター!KIRKLAND Signature KS1を買ってみた!

2021年1月1日

こんにちは。管理人のQuattroです。

今回の試打インプレッションはこちら!

コストコのプライベートブランド「KIRKLAND Signature(カークランド・シグネチャー)」より発売されたパター、「KS1 パター」でございます。

コストコといえば、同じくKIRKLANDブランドでゴルフボールが発売され、そのコストパフォーマンスの高さに業界でかなり話題になりました。

そのコストコからなんとパターが発売されました!
アメリカでは2020年6月ぐらいに発売され、2週間で3回も完売を出すバカ売れ具合。

そんな話題のパターが日本でも店頭購入できるようになりましたので、早速購入して試打&評価してみました!

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驚くべきディテールとバリュー感

まずはスペックのご紹介から

・レングス:34.5 inch
・総重量:514.0g(実測)
・ヘッド重量:340g
・ライ角・ロフト角:不明(カタログ記載なし)

ルックスはオーソドックスなピンタイプのパターであり、他サイトでも紹介されていますが「Scotty Cameron(スコッティキャメロン)」のニューポートにそっくりな見た目です。

ヘッド素材はキャメロンでも使用されている303ステンレススチールで、なんと100%CNCミルド!
素材・製法的にはもうほぼキャメロンです(笑)

標準装着のグリップは「Super Stroke(スーパーストローク)」のカウンターコア入りMidSlim 2.0が装着されています。

これだけの仕様であれば、市場に出回っているもので4万円以上の価格がつくのが普通です。

しかしこの「KS 1 パター」、日本販売価格でなんと税込17,980円という驚きの価格!!!
(しかもヘッドカバーと化粧箱付き)

安すぎるだろオイ……。これだけディテールにこだわり、尚且つバリュー感満載。交換用のウェイトキットも用意されており(別売り3,480円)、自分好みにチューニングが可能とは!
恐るべしコストコです。

実際打ってみてどうなの?

303ステンレススチールでフルミルドのパターと言われたら、まず何よりも先に打感が気になりますよね。

実際打ってみると、期待通りの柔らかいのに芯のあるフルミルドならではの打感。
もしブラインドテストで「キャメロンだよ」と言われたら僕はなんの疑いも持たないかもしれません(実際はキャメロンの方がフェースへの吸い付き感は強い気がします)。

ぜひ上の動画を音量MAXで見てみてください。

芯で打てたときの打音の良さがわかると思います!
こういう澄んだ打音はミルドならではですよね。

ちなみにアドレスカットでの見え方はこんな感じ。

非常にトラディショナルなブレード型でターゲットに対してスクエアに構えやすいです。

決して芯が広いわけではなく、ミスヒットへの寛容性が高いわけではありませんが、ピンタイプらしい操作性の良さを備えています。そもそもピンパターは易しさを求めて使うものではないので、これは致し方ないことかと。

オートマチックに打つというよりはラインによって打ち方にアレンジを加えたい方向けのパターです。
どちらかというと重心が若干高めにあるような感じがするので、少しハンドファーストに上から打っていく人にも合うかもしれません。

グリップのスーパーストロークがカウンターコアになっているからか、個人的にはヘッドが少し軽く感じたので、交換用ウェイトキットを購入して調整してみたいなと思いました。

まとめ

本稿ではコストコのPBであるKIRKLAND Signature から発売されました「KS1 パター」についてインプレをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

素材や製法を考えれば本来ならこんな価格で手に入るパターではありませんが、それをやっちゃうコストコってすごいですね。

決して簡単なパターではないですし、普段スパイダーを使っている身としてはネオマレットのありがたみを痛感した次第であります(笑)

もともとピンタイプのパターが好きな人にはもちろんおススメですが、僕みたいに普段マレットでテキトーに打っている人のストローク矯正用に買ってみるのもアリだと思います。

なにしろフルミルドで2万円以下ですから!
一本買っておいて損のないパターですよ~

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