【考察】太グリップの効果とは

2020年11月8日

みなさんこんにちは。管理人のQuattroです。
本日は「太グリップ」について考察してみたいと思います。
SuperStrokeの台頭もあり、パターのグリップに太いものを使用するのはかなりポピュラーになってきましたが、アイアンやドライバーなど、ショットにおけるクラブで太グリップを採用する方はまだ少数派。

ただ、PGAでもデシャンボーやバッバ・ワトソンなど、太いグリップを使っている選手は実は多いんです。斯く言う私もGolf PrideのMCC PLUS4を愛用しています。

本稿では太グリップやテーパーレスグリップの効果について考察してみたいと思います。

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効果①:リストターンがしにくくなる

この効果に関しては、特に右手の太さが関係しています。

太グリップのほとんどはグリップエンド側と先端側の太さの差が通常よりも少ない、いわゆるテーパーレスの形をしています。先端側が太くなると、リストターンを主に行っていく右手の感覚が鈍感になるため、フェースローテーションが少なくなっていきます。

つまり、リストターンを多く使うタイプのスイングで、かつ振り遅れて右へのミスが出ることが多い方にとっては、このようなグリップは良いチョイスになりえない確率が高いですね。
逆にテークバックからフェースをシャットに使い、リストターンを極力抑えたスイングをする方にはマッチする可能性が非常に高いと思います。

PGAの選手はグリップの先端側の下巻きテープを4枚ぐらい巻いて、好みのグリップをテーパーレス形状にしている選手が増えてきています。
これは現代の主流のスイング理論がフェースローテーションを抑えたものになってきているからであると推測できますね。

効果②:グリップ重量が重くなりやすい

当然ながら、グリップが太くなるということはグリップ自体の重量も通常のものより重くなることが多いです。
グリップ側が重くなるということは、いわゆるカウンターバランスの効果が得られるので、同じヘッドであれば通常のグリップを装着しているときよりもヘッドバランスが小さくなるということなわけです。

通常のグリップを装着しているときに、「ちょっとヘッド重く感じるなー」という方にとってはこのカウンター効果は有用かもしれませんが、そもそもが軽いヘッドを使っていたり、短尺化したクラブを使っている方が太グリップに換装してしまうと、ヘッドバランスが軽くなりすぎてしまい、トップ連発…みたいなことになる可能性もありますので注意が必要です。

効果③:クラブを短く持った時にヘッドを感じにくい

これはちょっとややこしいのですが、通常、クラブを短く持てば持つほどヘッドバランスは軽く感じます。このままだと、短く持ってスイングしたときの振り感が軽くなりすぎてしまうことがあるのです。

ここでテーパー形状が効果を発揮します。
人間は体感的にグリップが細ければ細いほど(手がシャフト軸から近ければ近いほど)、ヘッドバランスを重く感じるようになっています。
つまり、短く持つとヘッドバランス軽く感じてしまう現象をテーパー形状によって軽減させることができるというわけです。

裏を返せばテーパーが少ない太グリップを使うと、短く持ったときヘッドが相対的に軽く感じるようになってしまうということです。

短く持つシチュエーションは様々あるかと思いますが、代表的な例はアプローチ。
一般的にはヘッドバランスが重すぎるとダフりやすく、軽すぎるとトップしやすい。
つまり、アプローチでダフりのミスが出やすい人にとっては太グリップは恩恵が得られやすく、トップのミスが多い人にとってはミス増加の一因になり得るということになります。

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結局は何を優先させるか

ここまで太グリップの効果について解説してきましたが、いずれの効果も人によってメリットにもデメリットにもなり得る効果です。

全ての効果がメリットの方に転ぶ方であれば今すぐにグリップの全交換をお勧めしますが(笑)、そんなにうまいこと行く方ばかりではないと思います。

自分のスコアを崩すミスの一番大きな要因をしっかりと考察し、太グリップがそのミスを抑制してくれる可能性があれば、一度試してみる価値があるかもしれませんね。

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Posted by quattro