パター選びの基準
ゴルフの世界では”Putt is money”というくらいパターは大事なクラブ。
アマチュアの世界でもプロの世界でもパットがスコアメイクのカギであることはゴルフ経験者なら誰でも知っていることです。
今日はそのパター選びの基準についてお話ししたいと思います。
エースパターはこちら
僕のエースパターはこちら。テーラーメイドのEST79 TM-180です。
2011年のモデルなので現在中古市場でしか出回っておらず、価格は5,000円を切ります。
ピン型のヘッドにベントネック、グリップは純正品からSuper Strokeのmid slimをいれております。
実はこのパター、ゴルフを始めたときに買ったパターなんですね。ゴルフ歴5年の間にいくつか他のパターを使ったこともあるのですが、いつもこれに戻ってきてしまいます。
情報をどこから受け取るか。
これはすべてのクラブ選びに共通して言えることだと思っていますが、自分がクラブを手にしたときに、より多くの情報量をどの部分から自分の体が感じ取っているのかを認識することが大切。クラブの顔やデザインなどの視覚的情報やスイングしたときの振りやすさ・重みなどの体感的な情報などが主なものになりますが、いずれにせよ人によってそれぞれの情報の重要度は異なってくるので、自分なりの基準をしっかりと定めておくことがクラブ選びでは重要です。
パターに求めること…
僕の場合、パターに要求することは①ひっかけないこと、②パチンとうてること、③ヘッドをまっすぐ動かしやすいことの三つです(優先度順)。この3項目のうち、②と③は背反しやすいものになります。なぜなら、ヘッドをまっすぐ動かしやすいパターはネオマレット型のようにヘッド重量が重く、慣性モーメントが大きいから。ヘッド重量が重いということはそのぶんインパクト時に伝わるボールへのエネルギーが大きくなり、”パチン”と打つとボールが思ったよりも転がってしまうので振り子のようにヘッドの重みでストロークしていくことが求められます。
では、この矛盾を解決しつつ、①~③の要求項目を満たしていくにはどうすればいいか。ここで先程述べた情報の受け取り問題が絡んできます。パターの場合、僕はまず視覚情報、つまり”クラブの顔”が良くないとダメ。ついで体で感じるストロークした振り心地、最後にグリップの握り心地という様に情報受け取り量の順位がついています。
この順位をベースにパターに求めるものを組み合わせていく。まず僕はパターに求める第一の条件は”ひっかけないこと”なので、ひっかけそうな見た目のパターは絶対に無理!パターでいうとクランクネックのものはだめですね。ベントネック一択。次にパチンと打つためにブレード型のヘッドをチョイス。最後にまっすぐ動かすために面を意識しやすいスーパーストロークのグリップを挿しています。
最終的にはラウンドで使うしかない。
ここまで能書き垂れてきましたが、パター選びの最終判断の場はラウンドです。
しびれた場面で思い通りのパットができるかどうかなんですよ。パターマットで転がして「いいな」なんて思ってもラウンドで使えなきゃ意味なしです。
アイアンやドライバーは試打で判断できる部分も多いですが、パターは買ってみなきゃわからんから難しいですね。(財布にも厳しい…)
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