【フィッティング体験】オデッセイ パッティングラボに行ってみた

2021年5月10日

皆さんこんにちは。管理人のQuattroです。

最近つくづく思うのですが、パットってめっちゃ大事ですよね。

パットが良いか悪いかでその日のスコアはガラッと変わります。
またクラブの観点から見ても、14本のクラブのなかでラウンド中に最も多く打つクラブもおそらくパターなわけです。

つまり自分のパッティングスタイルを知り、それに合った道具を選ぶことができれば、スコアが手っ取り早く良くなるという可能性も大いにあるわけです。

自分としてはある程度自身のパッティングスタイルについては理解しているつもりではいたのですが、やはり客観的・科学的に自分がどうやってパターをうってるのか知りたいなぁーと思いまして…。

そこで行ってきました、「ODYSSEY PUTTLAB(オデッセイ パットラボ)」

写真暗くてゴメンナサイ

パッティング計測器SAMを用いたフィッティングがウリで、計測データに基づいた客観的な視点から最適な1本を提案してくれるとのこと(フィッティング料金2,200円)。

本稿ではそのフィッティングプロセスやフィッターさんからアドバイス頂いたデータの見方などをご紹介していきたいと思います!

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パッティングのあらゆる面を数値化!ポイントは「再現性」

フィッティングの流れとしては、

①アンケート記入(問診):現状の使用パターやパッティングの悩みを記入
②計測:自身のパターで7球打ったデータを計測
③フィッターさんから計測データのフィードバック・解説
④自分に合ったパターの提案・試打

というものとなっております。

②の計測については「SAM」という計測器を使用するのですが、こいつがすごい。パッティングに関する項目を28項目も計測できるんです!

28項目一つずつに関しては、何が何なのか筆者も把握しきれませんが(笑)、大きく分類すると以下のような項目に分けられます。

・アドレス時のフェースアングル
・インパクト条件(フェースアングル・ダイナミックロフト・打点など)
・フェースローテーションの度合い
・ヘッド軌道
・ストロークのテンポ・タイミング

それぞれの項目の再現性(要は毎回同じことができているか)も計測されるのですが、フィッターさん曰くそれぞれのこの”再現性”というのが非常に重要だそうです(もちろん各項目が適正値の幅に入っているのが前提ですが)。

素人的には真っ直ぐカップに向いてストレートな軌道にスクエアにインパクトするのが理想なのかなと思いがちですが、それはトッププロでもなかなか難しいらしい。

重要なのはフェース向きやスイング軌道がカップに対してスクエアからズレていたとしても、その向きや度合いが常に一定で、結果として打ったボールがカップに向かうこと。

まぁ確かに言われてみればそうですよね。入れば何でもいいわけです(笑)。

筆者の計測データはと言うと…

では、私の計測データを紹介していきたいと思います。

アドレス時のフェースアングル0.5°クローズ
インパクト時のフェースアングル0.4°オープン
インパクト時のロフト角0.4°
インパクト時のライ角2.0°トゥアップ
スイング軌道(左右)3.8°アウトサイドイン
スイング軌道(上下)0.1°アッパー
打点1.1mmトゥ上
計測した7球の平均値

ざっくりまとめると、「クローズに構えたものをカット軌道で打って目標に真っ直ぐ打つ」というスタイルだそうです。ちなみにフェースローテーション量はセミアークぐらいでした。

若干カット軌道が強いものの、アドレス時・インパクト時のフェースアングルは規定値の範囲内で、反復性も非常に高いとのこと。
褒められてなんかうれしい(笑)

BADポイントとしては、インパクトロフトが小さすぎてボールに順回転が掛かり切ってないことだそうです(ちなみに理想は2~3°ぐらい)。

フィッターさん曰く、「ヘッドの重量を軽くして、ヘッドを出しやすくしてあげることでインパクトロフトが増えるかも」ということで、ストロークラボテン(ブラックシリーズ)のフェースバランスのモデルで、可変ウェイトを標準より10g軽くしたものをおススメされました。

工房も併設されているので、ライ角調整もその場でガンガンやってくれます。
同じモデルでライ角違いのパターを打てる機会ってそうそうないので、楽しくなっちゃいますよね。

実際に計測データに合わせて調整したおススメパターを転がしてみるとなかなか良い感覚で転がるんですよ~。
特にライ角調整の効果は絶大で、めちゃくちゃ芯に当たりやすくなりました!

買いたくなったけど…

こうやっていい感じにフィッティングしてくれるとやっぱり買いたくなっちゃうんですが、結論から言うと今回は一回保留にしました。

理由はパターはマットで転がした結果と実際のグリーンで得られる結果が乖離することが多いから。
現在使っているショートスラントのパターからいきなりフェースバランスのパターに4万円以上かけてチェンジするのは正直勇気がいります(笑)

とりあえずは手持ちのフェースバランスのパターを久しぶりに実戦投入してみるところからやってみたいと思います。

2,200円払う価値は大いにアリ!

今回は2,200円のフィッティング料を払ったにもかかわらず、購入に至らなかったわけですが、これだけ細かくデータを測れただけで元は取れたんじゃないかと筆者は感じております。

自分のストロークを客観視してもらうことで、自分だけでは得られない気付きを得ることができるっていうのは非常に意味のあることですよね。

大手町の店舗でしかフィッティングが受けられないので、地方の方はなかなか行きづらいというのが難点ですが、関東在住の方は一回足を運んでみて損はないと思いますよ~

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ギア

Posted by quattro