【試打レビュー】PRGR 01 アイアンを打ってみた!
みなさんこんにちは。管理人のQuattroです。
本日の試打インプレッションはこちら!
PRGR 01 アイアンです!
いやーかっこいいですね。
一枚物のようですが、なんとこれはバックフェース側に純チタンを埋め込んだ複合構造。
最近はどのメーカーも、このような複合構造のアイアンを綺麗につくるのが上手ですよね。機能と見栄えを両立させてくれるのでユーザーにとってはありがたい限りです。
キャッチコピーは「このアイアンと生きていく」。
ただの道具以上の価値を提供するというPRGRさんの気合の入りまくったアイアンですが、その性能はいかに!?
僕なりの評価・レビューを綴っていきたいと思います~
チタンとの複合構造で易しさをプラス、特徴的なソール形状で抜けも良い
本作は比重が重い軟鉄(S25C)のボディー・フェースの内部に比重の軽いチタンを埋め込んで重量を外周部に配分、慣性モーメントの向上や低重心化が可能になったというのがメーカーさんの触れ込みになっています。
(詳しくはメーカーHPを参照してください)
また、ソール形状はリーディングエッジ側とトレーリングエッジ側をグラインドしてある、いわゆる「V字型」の形状をしているので、抜けも非常に良さそう。
このようなソール形状とマッスルっぽい見た目が相まって、上からしっかり打ち込んでいきたくなるアイアンですね。
スペックをざっとご紹介
続いてスペック(5番アイアン)をざっとご紹介…
・シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR120 (フレックス:S)
・総重量:422g
・バランス:D1.5
・ロフト角:25°
・ライ角:61°
・レングス:37.5inch
(その他番手のスペックについてはメーカーHPをご参照ください)
スペック的な最大の特徴はそのレングスの短さ!
この01も他メーカーのモデルよりも約1番手分短くなっています。
もちろん短い分だけバランスを出すためにヘッド重量を上げていきますので、総重量は少し重めな設定となっております。
番手に対してレングスが短いと「球に当てやすそう」という安心感が生まれますが、反対に「ちゃんと上がって飛距離でてくれるのかな」という不安要素もなくはないです。
このあたりの検証も含めて、実際に試打を行っていきたいと思います!
実際に打ってみた!
試打クラブは7番アイアン(ロフト31°)。
まずは計測データ(mevo)をご覧ください。
PRGR 01 | EPON AF-505 | |
初速 | 49.58m/s | 50.2m/s |
打出し角 | 19.8° | 18.9° |
スピン量 | 5265rpm | 5322rpm |
キャリー | 154.6y | 156.7y |
参考としてエースであるEPON AF-505も同日に計測してみましたが、ほぼ同じような数値になりました(笑)
レングスが短いのに初速も打ち出しもしっかり確保できているところにヘッドのポテンシャルを感じさせます。
個人的にはやはり打ち込み気味に打っていった方が感触が良かったので、低重心といっても極端なものではないのかなと…。
また、打ち込みにいってもしっかりと打出し角がついてくれるのが最大のグッドポイントで、これは個人的にはソール形状によるところが大きいように思います。
トレーリングエッジ側のグラインドによって、ソールが地面に当たった時にフェースを上に向ける動きを作ってくれているように感じました。
どんな人に合うのか
ソール形状から考えても、どちらかと言えば払い打つタイプのゴルファーよりはしっかりとダウンブローに打つゴルファーに合うのではないかと思います。
また、ルックスが一枚物のような美しさなので、「見栄えを気にしつつも、簡単に上がって飛ぶアイアンが使いたい!」というかたにもおススメですね。
重心距離に関してはそこまで長くは感じず、ヘッドのコントロールは非常に行いやすいので、球をある程度曲げていくことも難しくないかと思います!
最後に
冒頭にも書きましたが、最近はどのメーカーも見た目が綺麗で寛容性も高い、いわゆる「オオカミの皮を被った羊」的なクラブを高いクオリティーで作るのが上手く、このPRGR 01もその例外ではありません。
そのようなクラブのなかでも、先日レビューしたテーラーメイドのP770はレベル寄りに打つ人向け、本稿のPRGR 01は少しダウンブローに打ちたい人向けといったように少しずつ味付けが違うのもおもしろいですね。
お値段的にはこちらのPRGR 01は最新モデルの中では若干リーズナブルかなーという価格帯。気になる方は是非試打してみてください!
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